【不登校・引きこもりからの大学進学塾】 CARPE・FIDEM

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第1回目:不登校・引きこもりから医学部へ進学するには何が必要か?


 CARPE・FIDEMでは、かねてより理系専門職への進学を主に扱って参りましたが、入学後の精神的安定度と卒後の経済的安定度を鑑みるケースが増えたためか、ここ最近になって、医学部への進学需要が大きく増加してきました。そこで、改めて不登校・引きこもり経験者が医学部へ進学する際の注意点をまとめてみることに致しました。医学部進学を検討中の方は、是非一度ご確認下さい。


1:基礎学力は十分に足りているか?

 指導経験則ですが、医学部進学で最も重要なのは、やはり「学力」です。年齢や人柄、「親が医者だから」云々の話は、勉強に煮詰まった受験生を中心に方々でなされるものですが、「学力」以上に重要な要素は何一つとして無いと断言出来ます。誰が何を言おうと、スコアの高い人から受かっていきますし、例外はありません。まず、この点はよく見ておきましょう。

 必要とされる学力について、CARPE・FIDEM内部では「大学受験理系応用」クラスのレベルがこれに該当しますが、無論、一段階下の「大学受験理系基礎」の内容を8割方理解していることが大前提です。小難しいことを言わず、通常の教科書の内容が十分理解出来、傍用問題集がきちんと解け、センター試験で7割程度取れるだけの基礎学力があれば、医学部への進学準備は十分と言えます。

 一般論として医学部は出題要求度が高いため、どうしても高難易度の問題ばかりに目が向きがちですが、応用力の決定要因は、須らく基礎学力にあります。基礎学力が十分ならば応用問題も比較的スムーズに進みますが、基礎を疎かにして、応用が伸びることはあり得ません。基礎を徹底的に反復しましょう。


2:現在の年齢は何歳か? これまでどのような経歴を経てきたか?

 一部の医学部では、年齢や経歴による事実上の受験制限を設けている場合があります。ただ、この要件は定期的に変更され、昔は無制限だったものが、後から制限が掛かってきたり、またその逆で無制限化したりする場合があります。そのため、年齢による不利は、ある程度ランダム発生するものとして覚悟しなくてはいけません。

 経験則上、10代はどの大学も無制限で、20代から少しずつ制限が掛かるのが一般的ですが、20代前半までならそこまでうるさくありません。ただ、20代半ばから、面接等を経由して少しずつ制限がかかり始めます。30代以上になると、無制限受け入れが確定している大学を受験するのが望ましいでしょう。

 また、20代半ばからの進学については、再受験を中心として、主に東大・京大等の帝大卒や早慶卒で一度就職を経験し、その上で再入学する人達が主流となります。例えば、慶応出身→大手総合商社勤務→医学部進学等の例がこれに該当します。不登校・引きこもり経験者は、年齢によってこの種の「再受験エリート層」とバッティングする可能性があるため、ある程度の対策がどうしても必要となります。

 以上のように、基本的には年齢の上昇と共に不利益が増えますので、何事も早いに越したことはありません。自分の年齢は常時意識しながら進学プランを立てるようにしましょう。

 尚、CARPE・FIDEMでは、「個別対応講座」にて、経歴相談を実施しております。ご自身の経歴をまとめ、以下に続く面接や小論文にも生かせるような工夫を心がけて下さい。


3:年齢に適した面接・小論文対策はされているか?

 上記2の点について、年齢制限がどのようになされるのかは大学によって異なりますが、書類審査と併せて実施され、一定の評価基準となっているのが「面接」です。ほぼ全ての大学が採用していますが、これは「進学=就職」となりがちな医学部での、事実上の採用面接となっています。

 通常の受験生ならば、そこまで力点を置く必要もない項目ですが、ある程度学校教育から離れている場合には、この訓練は必要不可欠です。面接の現場を全くの無言で通すことは不可能ですし、25歳の受験生が18歳の受験生と同じレベルで遇されることはあり得ません。最低限、「普通の受験生」と同じ程度の応対が出来る必要があります。

 また、面接ほどではありませんが、小論文もまた一つの評価軸となります。文章能力はその人の素養を明らかにしますが、小学生のような文面で高評価を得ることは不可能です。

 上記課題に対し、CARPE・FIDEMでは「医療系論文対策講座」を開設しております。基本的な作文からスタートし、現代社会保障システムの課題や展望を学んだ上で、それらをどのように表現として生かしていくのかを訓練します。年齢に即した文章能力や語彙力を確保することで、面接現場での自然な立ち振る舞いが可能となります。


4:入学後の準備は出来ているか?

 折角入学しても、その後の人間関係で躓いては意味がありません。特に、「人間関係」と「体力」の二要素は、頭の良し悪し以上に進学後の生活を大きく左右します。

 CARPE・FIDEMでは、内部での人的交流を段階的に増やし、進学後も無理無く進めるよう工夫しております。定期開催される「ツキイチ飲み会」に加え、千葉県に「海の古民家」、山梨県に「山の合宿所」を設けております。農村生活での実地活動(という名の遊び)をご利用頂くことで、日常から離れた体験が出来るでしょう。


 一般的な学部と異なり、医学部は総合的な能力が包括的に問われる形となっています。無論、学力が中心であることは間違いありませんが、それだけで全てが解決するほど単純ではありません。要求される能力を幅広く確保し、バランス感覚に優れた人物となるように訓練しましょう。
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