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必要となる学習期間
あなたが目標に到達するには、2年半~3年の学習期間が必要です。
受講推奨講座と科目
CARPE・FIDEMにおける該当講座は、
国公立大学を希望されている場合には、「共通テスト国語」を追加して下さい。
合格までの平均推定費用
合格までに必要となる平均推定合計費用は、250万円~450万円、1年あたりの費用は100万円~170万円です。
進学の際の注意点
入学年齢が最低でも25歳となり、年齢的な遅延に加えて人付き合いの困難もあることから、友人関係の構築にかなりの苦労が想定されますが、あなたの進学目標は大筋問題ありません。しかし、学部の選定は医師や獣医師、法曹関係、公認会計士等の資格取得を前提とした学部に限定すべきです。この選択肢における主な目標は、東大・京大等の旧制七帝国大学や、東工大・一橋大・早稲田大・慶應義塾大の理系学部、そして医学部や獣医学部等の難関学部ですが、卒業が最短でも30間際ともなると、仮に最上位大学群でも通常の就職は難航します。よって、例えば、同じ偏差値帯の私大でも、慶應理工に進んでエンジニアになるよりは関西医大に進んで医師になった方が良いでしょう。
年齢や人間関係の課題に加え、中学~高校で得られる経験が不足しているために、大学入学後の授業やサークル活動で多々困惑することがあるかも知れません。それに備え、CARPE・FIDEM在籍期間中のイベント(旅行や飲み会等)や先輩からのアドバイスを利用して、事前に大学生活の予行演習をしておいて下さい。CARPE・FIDEM卒業生の経験則では、特に辛いのは大学1年目で、人付き合いが得意な子でも、最初の1年だけは皆苦労しています。1年目を突破出来れば2年目以降はかなり楽になりますので、後の苦しみを緩和するためにも、「最初の1年目対策」は怠らないようにしましょう。
また、あなたの選択肢は長期スパンとなるため、丁寧な進学計画が必要です。CARPE・FIDEM在籍中に、大筋以下のような段階的な目標設定を心掛けて下さい。
在籍1年目:とりあえずどこでも良いから大学に合格する
在籍2年目:地方国公立理工系学部orMARCHレベルのどこかに合格する
在籍3年目:最終目標である旧制七帝大・早慶・医学部等に合格する
同時に、この選択肢は、あなたがかつて在籍していた学校の同級生と比較しても、特に大きく見劣りすることは無く、仮に昔の友人達と関係が切れてしまっていても、大学から交流が再開することが多々あります。一度は分岐した人生ですが、再会のための良い機会と考えてみるのも悪くありません。
就職については、上述の通り、医学部や獣医学部、法曹関係、公認会計士等のルートの場合は比較的影響も軽微ですが、それ以外の選択肢の場合、大学の知名度に関係無く苦戦する可能性があります。あなたの選択肢は所謂典型的なエリートコースで、今後何らかの形で社会全体の牽引役として機能することが求められますが、そもそも社会に出ることが出来なければ、それも画餅に終わります。過去を清算し、過ちを糧として社会に還元するには、何より社会で役立つ人間で無くてはなりません。他者の助けにもならず、生産活動の一助にもならず、教育資源を食い荒らす「学歴だけが高い人間」には何の存在意義もありません。この点にはくれぐれもご注意下さい。
学部選定の際には、まず経済的自立を大前提の最優先事項とし、人様に迷惑をかけない生き方を模索して下さい。ただそれだけで、過去の苦労も努力も、未来の社会が自然な形で認めてくれるでしょう。
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