不登校・引きこもりからの大学進学塾

不登校・引きこもり相談コラム ~不登校・引きこもり解決までの足跡~

 ここでは、不登校 引きこもりに関して寄せられた相談事例を、コラム形式にして掲載しています。内容に癖があるため、必ずしも万人向けではありませんが、不登校・引きこもりの改善手段の一助としてご利用下さい。(一部のコラムは旧コラムと共有しています。)


不登校のまま何もしなかったらどうなるのか? ~手遅れ引きこもりの実情~

 2010年に前後して、CARPE・FIDEMの外部協力者が、首都圏を中心に長期高齢引きこもりの実情調査を行い、それをまとめました。2013年に入り、同コラムは長期高齢引きこもりやその支援者から強い批判に晒されましたが、それ以上に、一般の人々から高く評価されました。何故「当たり前」を批判する人々がいるのか? それが、引きこもり業界の歪みを物語っています。(旧コラムからの引用ですが、閲覧数が多いため、再掲載します。)


不登校 引きこもり→医学部受験組が気をつけていること ~数学編~

 CARPE・FIDEMでは、在籍中は「平穏」を、卒後は「強靱」を基準に指導していますが、就職については「安定」を目標としています。結果、在籍生の大半は理系を選択し、医学部他医療系学部や、流行の情報系学部他理工系学部がその大半を占めます。その中でも、標準的な地頭ながら、特に優れた成績を上げた子達が心掛けていた学習について、改めてまとめてみることにしましょう。


不登校・引きこもりからの勉強は、仲の良い友人を作ることから

 勉強は勉強で大切ですが、不登校・引きこもり経験者の場合、それ以上に人付き合いを大切にしなくてはなりません。CARPE・FIDEMは、不登校・引きこもり状態と一般社会との狭間に存在し、その双方を理解した上で、一般社会への円滑な順応を目標としていますが、それには成長の周期性を理解する必要があります。人の成長が多元的なのは、不登校でも引きこもりでも同じことです。


不登校 引きこもり の年収事情 ~不登校 引きこもりで失われる資産~

 不登校・引きこもりを経由すると、その後の年収低下は避けられないように思われますが、それは誤解です。引きこもりの貧困化はメディアでもしばしば語られますが、貧困には貧困化するなりの理由があり、貧困の原因には、しばしば「自業自得」の文字がチラつきます。逆に、不登校・引きこもりを経由したが故に、想定外の安定性を手にする子達もおり、この業界でも「多様化」は当然のことのように押し寄せています。


結婚相手の親族に、引きこもりという「負」動産がある場合の注意点1 ~失われる多額の財産~

 「自分の人生なんだから、好きにさせて欲しい」 長期高齢引きこもり当事者からたびたび聞くこの主張。実際、引きこもりという行為が、周囲に何らの影響ももたらさないなら、誰も何も言いません。しかし、引きこもりの結果として、周囲の家族は確実にダメージを受け、人生の分岐点で想定外の不利益を被ります。「引きこもりは被害者ではなく、加害者である」という現実がどのようなものか、一度見ておく必要があります。


医学部と多浪と引きこもり ~ 普通の医学部受験生が、 引きこもり に転落する事情 ~

 医学部と引きこもり。片やエリート所属組織の代名詞、片や人生の落伍者。一般的にはそう認識されやすい両者ですが、意外にも相互には不思議な親和性があります。親和性の根拠は、当人の過剰な目標設定から家族による無茶な要求まで雑多に存在しますが、社会の上位層と社会の最下層を結ぶ結節点には、「一面の能力さえ高ければ、それだけでOK!」とはならない現実が垣間見えます。


引きこもり と強権的な親について ~強制力の強い親は本当に悪いのか?~

 「引きこもり当事者はつらい過去を抱えているのだから、優しく見守るべき」引きこもり支援業界では公然の事実のように語られるテーマですが、「全く見守らない家庭」については、ほぼ語られることがありません。長期高齢引きこもりの語る引きこもり肯定論は、概して矛盾が目立つものですが、親の強権性と自身の零落を結びつける浅ましさにも、等しく矛盾が見え隠れします。


不登校・ 引きこもり の親の責任はどこまでか? ~引きこもりを量産する親達と手遅れ系家族会の見抜き方~

 引きこもりという現象はどの家庭でも発生し得ますが、そこからの脱却速度は、各家庭の優劣に大筋比例します。優れた家庭が解決速度の速い家庭に学ぶ一方、劣った家庭は歪んだ自己肯定を繰り返します。劣った家庭は「手遅れ系家族会」を形成し、引きこもりが親に依存するのと同様、補助金や生活保護を求めて国に依存します。「手遅れ系家族会=引きこもり」は、決して嘘ではありません。(旧コラムからの引用ですが、閲覧数が多いため、再掲載します。)


前向きな積極的不登校の長所と短所 ~ホーム・スクール・ムーブメントの光と闇~

 不登校が珍しいものではなくなり、フリースクール他、オルタナティブ・スクール出身を語る子達もチラホラ見られるようになりましたが、一部の特例を除き、概して彼らの基礎能力値は低く、ただ、ワガママに育てられただけの「子育て失敗事例」に堕しているケースも散見されます。先人の顰に倣うならまだしも、先人を足蹴にして成功はあり得ません。謙虚な姿勢を徹底して、ようやく少しばかりの成果が得られます。


不登校の医学部受験生における面接の重要性について~特殊な経歴故に必要とされる説明責任~

 CARPE・FIDEMでは、不登校・引きこもりを経由した後、医学部へ進学する卒業生の比率が多く、結果的に彼等の蓄積してきたノウハウも多大なものとなりました。通常の経歴と異なる生き方をしてきた子達の場合、面接における説明責任にも少々工夫が必要ですが、仮に経緯が異質でも、懸命に誠実に生きてきたなら、何ら恥じることはありません。学力の確保が済んだなら、自らの歴史を振り返り、発表する場を設けるのも一興です。


不登校 引きこもり の原因とその対処実例 ~共感は本当に必要なのか?~

 長期高齢引きこもりの支援現場では、「当事者への共感」「家族の思いやり」「社会からの理解」等のキーワードを度々耳にします。「共感や思いやり、理解が足らないから、引きこもりが長期化する」というのが彼等の主張ですが、それは本当に正しいのでしょうか? 才覚に劣った引きこもりは多々あれ、人が羨むような英知に溢れた引きこもりはほぼ存在しません。不登校・引きこもりの改善に必要なのは、共感でも思いやりでも理解でもありません。無能力の改善です。


不登校 引きこもり→医学部受験組が気をつけていること ~英語編1~

 今回は、以前投稿した不登校 引きこもり→医学部受験組が気をつけていること ~数学編~の英語版ですが、内容が多いため2回に分割して掲載する予定です。テーマは、「共通テスト以降、上位層に上がれない中堅層が明白に増加し、学力の固定化が進行している現状とその説明」。中堅~上位層では、不登校や引きこもりとは関係無くある程度幅広く発生している事態のようですので、一般の高校・浪人生にも有効です。


不登校・引きこもりと就職事情 ~就職出来ない人達に足らない要素~

 30歳未満限定の話ですが、慢性的な人材不足もあり、既に「不登校・引きこもりの経歴があるから就職出来ない」という状況は、2023年段階ではほぼ無くなりました。一方、学生がエントリーに二の足を踏む「ブラック企業」と同様に、人手不足であっても採用側が二の足を踏む「ブラック人材」というものが存在します。年齢も若く、市況が改善しているにも関わらず、企業から見向きもされないのには、それなりの理由があります。


「不登校には個別指導が良い」は本当か? ~不登校に理解のある先生が生み出す新たな引きこもり~

 「可哀想な立場の不登校の子達には、不登校や引きこもりに理解のある先生が、マンツーマンで寄り添って、丁寧に話を聞いてあげるべき」一見するともっともらしい話ですが、物事には表裏というものがあり、表の一面だけしか見ていないと、裏の現実が表面化したときに慌てることになります。学習効率を考えれば、個別指導は何ら問題無い手法に映りますが、その欠点は、受験が終わり進学が確定したその後になってから突如として表面化します。


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