以前もどこかで書いたかも知れませんが、CARPEには経営のアドバイザーがいまして。昔から仲の良い酒飲み友達おじさん(もうおじいさんか?)なのですが、彼はよく「貯金貯金」言います。貯金と言っても、現金や有価証券などの金融資産のことではありません。それもあるにはあるのですが、金融資産以外にも「人付き合い」や「経験」「時間」「読書」「思想」「経営指針」「立地」「広報」「被認知」等も貯金だと言います。
最近は(と言うか、昔からですが)、特にこの広報と被認知について煩く言われていて、「君は、対外広報を本当に疎かにし過ぎだ。広報は貯金だよ? 広報を疎かにすると、貯金使い果たして破産するよ?」とか何とか。
言いたいことは分からんでもないですし、私もそこまで馬鹿ではないのですが、何というか、「面倒面倒」でついつい後手後手に。自分としては、元々CARPEは3年で潰すつもりの会社(実際は20年近く続いてますが)で、今でも町の冴えない個人経営の喫茶店をやっている気分です。何も、この喫茶店を大会社にしたいという気も無く、そんな面倒なことする位なら、別の事業でやりたいというのが本音。要は、「今のままで良いから、のんびり続く緩い環境」が不登校・引きこもり支援的には好みなんですよね。皆もそれを望んでいるみたいですし。
よって、広報なんて全く気が乗らんのです。別に、大勢に来て貰いたいわけでもないのに、何故広報なんてせんといかんのだ、という気持ちがムクムクと。
ただ、お「子」も立派に独立して仕事を持ち、自分も今年で41歳。色々と頼れる卒業生も増えてきたし、この会社も、もう自分だけのものでもないという気持ちが最近は強くなってきました。となると、この喫茶店を何らかの形で継続するなら、自分の怠慢とワガママばかり振り回して、後進に迷惑かけるわけにもいかないのが実情。自分では若いつもりでいますが、実際は立派なおっさんですしねえ・・・・・・。
というわけで、何か渋々そっち方面に押し出されつつあるのですが、まあ宿命みたいなものでしょうね。頑張ります。
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