不登校・引きこもりからの大学進学塾

薬学部や保健学部(学科)系の合格が出てきました!

今年は幅広く安定的ですね~。今のところ、医学・薬学・保健・経済と、とりあえずバランス良く進んでいます。これから、社会学系や理工系も出てくると思いますが、いや、ご立派なことです。

先日、アイコス君から、

「……今日の夜、相談出来ますか?」

的なメールが来たので、「これはもしや……」と勘ぐったのですが、普通に合格してておめでとうございました。これで君も無事に大学生ですね。でも、ややこしいメール送るんじゃないよ(笑)。

薬学部や保健学部(学科)系は、医学部・医学科程面倒でない一方、卒後の就職安定度が高いため、ここ最近はコンスタントに需要があります。ある程度年齢を重ねた場合は、医療系はお薦め度高いですが、検討中の方は是非参考にどうぞ。

昨日が慶應理工で、これからも早稲田が続きますが、他にも医学部二次試験がてんこ盛りです。国立までも後10日程度と、中々に大変な日々が続きますが、気を抜かずに頑張りましょう。何か、慶應は物理難しかったみたいだしね。

 

因みに、私は国立前期・後期が一段落した後、解禁される渓流釣りを楽しみにしながら、残りの期間を乗り切ろうと思っておりまして、日曜は釣り具のメンテナンスに夕方三時間を使い切りました。お金を節約するために、近所のタックルベリーで「中古のハリス(針付き)何と50円!」を5つ程お買い上げの後、物置から古い竿を10本程出してきて、本流と支流の二種類で竿の準備をしました。買い物ついでに本流の下見もしてきたのですが、まだまだ雪が残っていて、寒そうです。

3月は遠方にいる弟夫婦も帰国し、高校時代の友人達とも渓流釣りに行く予定ですので、ようやく忙しさから解放されて、ゆったりした気分で生活出来そうです。ヤマメ・イワナ・アマゴの塩焼きに、頂いた日本酒で、おっさんっぽい幸せを皆で噛みしめたいところです。

「有朋自遠方来 不亦楽」

私大医学部の二次合格がポチポチ出始めました。

中々気を揉ませる局面でしたが、いくつか正式に合格が出てきましたね~。いや、めでたいことです。一発で正規合格に持ち込めた子もチョイチョイいましたので、これは中々幸先が良いですな。

経験則ですが、私大医学部の場合、補欠合格で入学するパターンもかなり多く、正規合格に持ち込むのはかなりの力量が必要となります。模試A判定でも、補欠になることは珍しくありません。客観的に見ている限り、駿台全国模試を基準にすると、保持偏差値-5辺りが安定ラインかも知れませんね。

その他にも、複数の私大で合格が出ており、日大や法政、明治等の受験を終えて結果待ちの状態の人が何人もいる状態ですが、小さな部分に一喜一憂せず、一つ一つの試験を大切にして欲しいと思います。

 

因みに、

「不登校で学校辞めてるけど、医学部みたいな上位の学部受かるの?」

のような質問はよく来るのですが、何度も言うように、基本的に不登校かどうかって、ほとんど関係無いんですよ。不登校や引きこもりは、その経歴のイレギュラーさに焦点が当てられて、

「不登校みたいな変なルートに入ったらゲームオーバー」

的な判断をする人いるんですが、そんなもの無関係です。現実的には、不登校や引きこもりがダメなのではなく、「無能力」なのがダメなだけです。不登校でも引きこもりでも、有能な人は大丈夫。逆に言えば、不登校でも引きこもりでもないけど、無能ならアウトでしょう。

一般的に、メディアで焦点を当てられている不登校・引きこもり像は、分かりやすい無能力層が中心です。そのため、

「ほら、不登校の子達はこんなにカワイソウなんだよ。守ってあげなきゃダメだよ?」

だとか、

「不登校なんだったら、その辺のFランでも入っとけ」

のような、人を小馬鹿にしたような意見が出てくるわけです。ただ、これは寧ろ不登校・引きこもり低位層の話で、平均層以上は普通に自立していますし、上位層に至っては、そもそも不登校という経歴さえ無意味なものとなっています。

進学や就職を基盤としたキャリア・パスは既に確立され、規定の能力があれば、経歴が無効化されている実情を鑑みれば、不登校や引きこもり自体は、もうそこまで騒ぐような話題ではないというのが個人的意見です。

但し、「無能」には気をつけましょう。無能であることは、不登校や引きこもりなんかとは比較にならない位の悲劇です。そして、無能を脱出出来る機会は、実はそこまで多くありません。ほとんどの機会が、10代~20代の間に集約されてしまっています。この点は、恐らくこれからも変わらないでしょう。

不登校でも引きこもりでも、若いなら特に気にする必要はありません。そんなものは、人生におけるシャレみたいなものです。但し、無能はシャレではすみません。くれぐれも、コトの要点がどこにあるのか、間違えないようにして下さい。

別館教室の移転作業が大筋で終了しました。

急遽、というわけでもないのですが、教室の統合作業が大筋で完了し、何とか新年度からの授業に間に合う目処が立ちました。いや、やれやれです。バイトで手伝ってくれたベントレー君とこたつ君、何でしたっけ?君、どうもありがとう!

既にいくつかの私大試験は終了し、合格も複数出てきていますが、まだまだ早慶や国立大を受験する人達は気が抜けません。そこで、教室と自習室、レクリエーションルームを兼ねたフロアを事務所の上階に用意しました。設備面も一段階グレードアップし、利便性はかなり向上したと思います。

時間が取れ次第、写真での紹介も進めようと思います。ご期待下さい。

結婚相手の親族に、引きこもりという「負」動産がある場合の注意点1

これは本業ではないのですが、電話やメール相談でたまにやって来る話題で、想定より要望が多かったテーマです。文がまとまりましたので、参考までに掲載しておきます。(多少フィクションを入れています。)

 

■相談事例■ 20代後半 女性 首都圏広告系中小企業勤務

「来年結婚予定相手のお兄さんが、高校のときから不登校で、それから15年以上引きこもりらしいのですが、結婚は進めてしまって大丈夫なのでしょうか? 自分から見る限り、結婚相手の彼は普通の人に見えるのですが、他に兄弟姉妹はいないようですし、相手の親が亡くなった後の親族は彼しかいないため、義理の兄の世話まで求められたりしたら嫌です。

結婚後は子供を作る予定で話し合っていますし、私達の家庭も、子供達が大学卒業するまでは余裕があるとも思えません。今のところ、子供が小学生に上がるタイミングで家を購入する予定で、しばらくの間はその積み立てをすることになっています。私も、出産後は非正規で仕事をするつもりで話し合っています。

彼の親御さんは、普段会う分には優しそうで、私のことも気遣って下さるので助かっているのですが、何故か会う度毎回レストランや料亭のようなところばかりで、彼の実家に行ったことが一度もありません。以前、その話を彼にしてみたのですが、何となく私を家に上げたくないような雰囲気です。

自分の実家も普通の家庭でしたし、名家でも何でもない平凡な家族でしたが、兄と妹も今は社会人と大学生で、引きこもりの兄弟がいる家庭の様子が良く分かりません。彼の家庭に文句を言うのは筋違いかとも思うのですが、事情が分からないだけに、彼のお兄さんの件だけがどうしても引っかかってしまいます。

彼のお兄さんが、私達の家族に関係してくるのだけは止めて欲しいと思います。近い親族は扶養義務があるとか聞いたこともありますし、お兄さんが私達家族に関与しないように言うべきなのでしょうか? 私の親も、彼のお兄さんの件だけは良く思っていないようですが、親族になるのですから、結婚するにあたって風波を立てたくないというのが本音で困っています。ご意見をお願いします」

 

■回答■

一般論ですが、長期高齢引きこもりが親族にいる場合の問題点を重要度(厄介度)の順にまとめますと、

1:相続や生活費等の経済的問題

2:家庭内・家庭外暴力の問題

3:当事者の世話に関する問題

となります。分量が多いため、何回かに分けて順に進めて行きましょう。

 

1:長期引きこもりが一人発生すると、戸建ての家が一軒消える

概算ですが、一般的な家庭内で、引きこもり一人を養うのに最低限かかる年間費用は、かなり低めに見積もっても、

食費:2万円×12=24万円

光熱費:0,5万円×12=6万円

被服:0.4万円×12=4.8万円

通信費:0.5万円×12=6万円

雑費:1万円×12=12万円

国民年金:1.6万円×12=19.2万円(60歳まで)

健康保険:扶養に入るとして0万円とする。

合計:72万円

となります。仮に、20歳から80歳まで引きこもり続けたとすると、総額約4,000万円。十分に家が建つ計算になります。

因みに、これは一般的な家計から見た本当に最低限の金額で、小遣いみたいなものは全く入れていませんし、怪我や病気もしない前提です。小遣いや怪我・病気の医薬品費等で月に数万円でもかかっていれば、全体の総額は5,000万円を超えても、特におかしい話ではありません。

また、これは実家で親と同居している場合で、別居や施設利用などで住居費がかかる場合は、1億円以上かかると見て間違いないでしょう。1億円となると極端に感じるかも知れませんが、平均的なサラリーマンの生涯年収が2~3億円ですので、引きこもり当事者がそれを自力でカバー出来ないことを考えると、1億円でもそこまでおかしな話ではありません。身の回りのことさえ自分で出来ないケースが多いことを考えると、寧ろ安い位かも知れません。

以上の例から分かるように、社会に出るつもりのない引きこもりがいるだけで、家計に対する圧迫は、最低でも家一軒分に相当します。

仮にあなたがその「引きこもり持ち家庭」と親族関係になった場合、非常に良い状況でも、一般的な家庭と比較して、相続金額が家半軒分消えます。(ただ、一般に、長期引きこもりを許すような親の場合、引きこもり本人に甘めな見積もりをして、引きこもり側にお金を残そうとするので、実際の損失は一軒分になる可能性が高いです。)

ただ、相続が減る程度なら、まだ可愛い方かも知れません。最悪のケースは、親の遺産を食い潰した後、義(両)親、義兄も合わせて、あなたの家族がまとめて面倒を見ることになる場合です。この場合、とてもではないですが、普通の家庭運営は不可能でしょう。

経験則的には、引きこもり当事者の生命維持費用は親が出すことになっていますので、あなたの場合、義理の両親に該当する方々が支払うことになるでしょう。(現在も支払っていると思いますが。)彼等が存命の場合には、日々の生活費という形で支払われるでしょうし、他界された際には、相続によって資産の移転が行われる場合が多いと思います。

問題なのは、その費用が不足する場合(義理のお父さんが退職されて余裕が無くなったり、相続金額が少ない場合等)です。その際の一般的な状況ですと、あなたの配偶者の方に順番が回ってきます。義理のお兄さんの存命期間にもよりますが、施設の利用という可能性等を考えると、相続以降最低でも3,000万円の「持ち出し」は見ておいた方が良いと思います。金額が大きく見えるかも知れませんが、これは、引きこもり当事者は仕事をしていないため、まともな年金が無い、最悪の場合完全に無年金であることを念頭に入れているためです。

■回答ここまで■

 

以上のような事情により、長期高齢引きこもりは、その年数が上がるほど、周囲の親族にとっての厄介な「金食い虫」になります。親が全てカバーしているうちはまだマシですが、親の死亡後の厄介度は容易に想像がつくでしょう。

現行の長期高齢引きこもり世帯では、既に相続や生活費、医療費の負担を巡って親族間の金銭トラブルが発生し、長期高齢引きこもりの死を切実に願うといった話が少数ながら出始めており、今後確実に増加すると見込まれます。ただ、仮に死を願う親族がいたにしても、これは不謹慎な話でも何でもなく、寧ろ一般的な感情と見るのが妥当でしょう。長期高齢引きこもりが浪費する5,000万円近い金額は、

〇一般的な居住用住宅一軒とその維持費

〇子供三人分の平均的教育費(大学まで)

〇サラリーマンの平均的生涯年収の20~25%

に該当します。長期高齢引きこもりがいるだけで、普通に生活している周囲の親族がマイホームや大学進学の夢を諦めたり、生活を切り詰めたりしなくてはいけなくなる可能性がある訳です。結果、口には出さなくとも、

「何もしないなら、頼むから死んでくれ」

と内心で思っていても不思議ではありません。

この種の話をすると、「人の死を願うとは何事か!」のような社会主義的理想論者の方々が常時一定数いらっしゃって、ときには「人の命の尊さとは!」のようなありがたいお題目を授けて下さるのでございますが、現実はそんなに甘いものでもないことを知って下さい。余裕が無いというのは、空想的(妄想的)理想論ではどうにもなりません。人は生きているだけでお金がかかりますし、それを自力で稼ぎ出せないなら、必ず誰かに迷惑をかけるのです。多少の迷惑はお互い様ですが、行きすぎた迷惑は、もはや犯罪と同義です。

長期高齢引きこもりのもたらす経済的問題は、「日々の最低限の義務さえ果たさない」という微罪を繰り返した結果、親族関係者からさえ死刑要求が出るほどの重犯罪者扱いとなっている現状を、端的に表していると言えるでしょう。

合否の分かれ目2「勝負を投げないこと」

「追い詰められたときほど、その人の性質が良く出る」という話は、古文や漢文にも出てくる古いテーマですが、当然現在でも通用します。

 

ちょっと面白い話をしましょう。私の知り合いの経営者の方で、筑駒(筑波大附属駒場高校)出身の方が、飲み会の席でこんな話をされていたことがあります。

「自分、高校3年の夏まで、勉強はほとんど何もしてなかったですよ。当然、東大模試も全部E判定。と言うか、最後まで全部E判定(笑)。でも、本試はギリギリで東大受かりました。あんな無茶は、10代だから出来たんでしょうかね?」

受験指導をしていると、1年通して全ての模試でE判定の現役生が、最後の爆上げで合格する様子を何度も目にします。彼等の最後は壮絶で、12月以降は一日も休まず、勉強以外の全てをシャットアウトして生活していたりします。客観的に見ても模試はズタボロですから、状況的に悪い要素ばかりなのに、何故か猪突猛進。で、合格。

次に、彼と真逆の例を出しましょう。

「模試ですか? まあ、春のではB判定とかありましたけど、後はイマイチですね。夏以降はDとか。最近はEとかまで下がってきて、やる気しないです。やっても無駄って言うか。自分的にはやってるんですけどね。毎年、後半下がるんですよ。本試もダメな理由が分からない。今年もダメだと思います」

違いが分かるでしょうか? 前回の合否の分かれ目1でお話した、

「ダメだ……。全然成績上がってない……。これまでのやり方がおかしいのかも知れない……。自分のペースを取り戻そう。やり方を変えよう」

のタイプと全く同じであると気づければ、かなりカンが良いです。典型的な落ちるパターンですね。

 

今でも定期的に、

「Eさん。自分頭悪いんでダメっすよ。何やってもダメな気がします」

のような相談を受けるのですが、そのときの私の回答は決まっています。

「君が悪いのは頭じゃなくて、性格だよ。そのすぐに『ダメダメ』言いたがる、低品質で下品な性格。そこが問題。変えなさい、今すぐに」

よほどの上位層は話は別ですが、大半の場合で頭が悪いのは原因ではなく、結果論です。性格が歪んでいるから、地道な努力を『無駄無駄』言って遠ざけて、成績も下がる。質の低い性格こそ無能の原因であり、無能自体は寧ろ結果論です。無能という結果だけ見て「ダメダメ」言うのは自由ですが、まずは自分の歪んだ性格を何とかしろ、というわけで。

勝てる勝負を投げる人はいません。勝てない勝負でも投げない人は、立派な人格者です。では、勝ち負けの分からない勝負では?

と、言うわけで、限りなくブラックに近いグレーを制する人間がいかに優れているか、伝わりましたでしょうか?

「筑駒の人は、単に頭が良いだけだろ!」

とか思っちゃう人は、もうダメです、性格が。

優秀さとは、頭の回転だけではなく、性格にも宿ると思いますよ、個人的には。

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